2014年に開業10周年を迎えたザ・リッツ・カールトン東京は、デザインスタジオ「SPIN」ディレクションのもと各エリアのリノベーションを行い、今回は宴会場のデザインが一新されました。宴会場は緑豊かな檜町公園に面することから、その景色をとりこむがごとく、日本の四季や自然をモチーフにデザインされたHOSOOのテキスタイルが、ホワイエの壁面やウエディングサロンを包むカーテンに使用されています。自然光が入る空間には、特に、和紙に金や銀を貼って糸状にした「箔」という西陣織特有の素材をふんだんに使用しました。窓から差し込む自然光が、金属の細やかな表面に反射して、輝きが広がっていきます。